10年前に告知を受け子宮頸癌の為、摘出手術し、放射線治療も行いました。

当時の苦悩は皆様も経験されているので、思いはわかって頂けると思います。

今回こちらに書く気持ちになったのは、
さらにわたしは、生死の狭間にたってしまったからです。

術後しばらくは体調は安定し、職場復帰も出来て普通の暮らしが過ごせました。
しかし、時々高熱とリンパ浮腫の悪化で足は赤く腫れあがり2、3日寝込んでしまうことがありました。
数ヶ月に1回そのような事があり、またダメだわ…と自宅で休んでおりました。
4年前の3月は一向に良くならず、夫に病院へ付き添ってもらいました。
それからは、意識混濁とにかく息をする事も苦しい
記憶には、血中酸素65%位でした。
すぐに大学病院に搬送され、救命救急で行う場面が自分にされていたのです。 
特に肺に溜まった水を抜く管の挿入に悲鳴でした…
19日緊急入院、その間1日100ミリリットルしか水分がとれず、心不全の為息も出来ない苦しみと戦い、検査の結果24日手術して頂き一命を取り戻せたのです。

細菌性心内炎、弁形成不全

リンパ浮腫との関連は未だわかりませんが心臓が侵され機能出来なくなり、心臓弁を機械弁にし、ペースメーカー装着という高度医療をしていただき息を吹き返したのです。
助けて頂いた先生に感謝の気持ちで一杯てす。
長々書いてしまいましたが、こんな経験をした人もいるのだと頭の片隅に置いていただけたらと書いてみました。
大変な思いをしましたが、支えてくれた夫、娘、息子、母、義母に感謝しています。
今は、日常を普通に暮らせることが喜びです。

失った身体の一部は、命の為だったのです。

皆様も様々な病気と戦われているのを拝見しました。
まずはおかしいと思ったら早期に受診してください。日本の医療は素晴らしく、有り難いと切に思います。
この場に居られるのは、日本に生まれたからこそなのです。