2012年2月1日朝、急激な吐き気、腹痛と大出血で意識が朦朧とする中、一人自宅で救急車を呼んだ…。

このまま死んでしまうのかな〜と初めて意識が遠くのほうで思ったのが最後に、気がつくと看護師や医師が慌てる雰囲気に、さすがにただ事ではないとその時感じた…。

さかのぼれば、不正出血は二年近く症状はあったが子宮筋腫が七つも(ドラゴンボールか…)あった為、大量出血もそのせいだと思い込み、1年ぐらい前からは診察も受けなくなっていた。

貧血も鉄剤を飲んで食事も気をつけていると慢性的な症状も慣れてしまっていた…。

ハァ〜今思えば1年も止まる事なく不正出血をしながら何故にと思うが… 。やはり一番は、内診が怖くてギリギリまで自分に理由づけをしながら仕事の忙しさに逃げていたと思う。

重度の貧血の為、輸血から始まった…。一週間の入院生活を送り医師からはっきりとした診断結果もないまま「恩師を紹介しますので安心してくださいね」という言葉で腹を括った気がする。主人が退院の際、会計の診断内容に癌、クラス5と書かれていたのを見てあまりにも病院のおっちょこちょいぶりに逆に笑ったからか、落ち着いた気持ちで大学病院へと転院…。

新しく大学病院に移り、検査入院から始まりまた輸血。おかげさまでどれだけ輸血をしたかと思うが副作用やアレルギーも出なくて元気な患者だったと思う。CT、MRI、PET検査などの結果で子宮たい癌であること、浸潤している事、転移している事で根治手術はもちろん、術後の抗がん剤治療の説明を受けた。

To be continued…