2014年4月、卵巣がん手術後2度目の桜を見ることが出来ました。

私が卵巣がんと告知されたのは2012年3月ですが、確定をしたのは手術をし、摘出をしたものを検査した結果が出た時でした。

元々子宮内膜症と腺筋症を患っていたので、近所にある大学病院へ通いずっと治療をしていました。ここ数年低用量ピルを使っていたので、実際の生活には困らない程度におさまってきたのですが、年齢もあってそろそろやめた方が体の為にも、ということで、2011年の前半でピルの使用を中止、以降様子見をしていました。

が、薬をやめたら徐々に生理痛や多量の出血に悩まされ始めたので、2011年9月1日に病院へ行き、先生(のちに担当医となります)に状況を説明すると、「きついのであれば、今回は保険の効くピルにしましょう」ということで、ピルを再開しました。

同年12月29日の外来で、先生から「今日はエコーでチェックしましょう」と言われ、普段通りにチェックして再度診察室に入ると、先生から「ピルを使っているので、子宮は小さくなっているのに、右の卵巣が何故か5センチ位に大きくなっている。気になるので、一応血液検査をしてください」
ということで、血液検査を受けて年明けの2012年1月12日に結果を聞きに行きました。 そこでは血液検査の結果は問題なかったので、とりあえず様子見となりました。

薬の処方もあるので、そのひと月後の2月16日に外来に行くと、先生が「前回の卵巣が大きくなっているのが気になるので、今日も診察させてください」と言う事でエコー診断に。 すると、卵巣は前回より大きく6センチになっていました。先生は「ピルを飲みながら大きくなるのはおかしいので、MRI撮ってみましょう」と言い、血液検査とMRI撮影をうける事となりました。

その翌週からNYへの旅行があったので、次の外来の予約を3月1日にしました。その前にMRIを撮影しないとならないので、担当の放射線科へ行くと丁度その日の昼前に撮影が出来るというので、会社に休みの電話を入れて撮影をして帰る事にしました。

そして、NYから帰って3日後の3月1日の外来。呼び出し番号はどうみても最初なのになかなか呼ばれないので、ある程度予感はしていました。呼ばれて診察室に入ると先生から開口一番「手術しましょう」と言われました。

MRIの画像をみると、右卵巣にぼや~っとした影が。けれど、これが一体何なのか?ハッキリわからない、血液検査の結果はシロの値。先生は「これがこのまま小さくなるとは思えない。卵巣がんの可能性も高い」とここで最初に卵巣がんの可能性を言われました。

手術日は、3月はすでに予約でいっぱいだったので、4月の2週目の10日に決定。さほど緊急性はない(とのこと、多分成長のスピードはすごく遅かったから?)ので、この日程で大丈夫、と言う事でした。そして入院はその前の土曜の7日となりました。

こうして手術となったのですが、先生から手術までに絶対安静などの必要はないし仕事も運動も普通にやってよいですということで、仕事とフィットネスジム通いを入院前日までしていました。

To be continued…