Vol.1はこちら
Vol.2はこちら


右浸潤性乳管癌 2.8cm 
腋リンパ゚転移あり 
遠隔転移なし
悪性度 2
ホルモン陽性
HER2陽性

わたしの温存希望に対する先生からの治療法は、
術前抗がん剤
FEC100 3週間毎×4
タキソテール 3週間毎×4
ハーセプチン3週間毎×4+術後3週間毎×14
手術
放射線25回
ホルモン療法 タモキシフェン内服5年+生理を止める注射

ずっと拒否していました。
先生は、何度も「本当に治療しないの?」「せめて手術だけでもしようよ」 と根気よく説得してくれていました。
「先生、わたし抗がん剤やります」
椅子から転げた先生。決心してくれて本当によかったと笑顔でおっしゃってくれました。
そして、わたしの誕生日が第1回目の抗がん剤記念日となりました。
仕事は1年間休養
ヘアカット・ 脱毛に備えてウィッグ゙・帽子の購入
敏感肌用化粧品の購入
抗がん剤で外に出られなくなると思っていたため、準備は万端でした。

はじめは、FEC100から。
吐き気止めのデカドロンがよく効き、吐き気はほとんどありませんでした。
デカドロンの副作用は体重増加でした。
食欲が増し、みるみる体重が増えていき、FEC100が終わるころには5kg増。
想像していた抗がん剤治療とは全く違う体型となっていきました。
1回目のFECから2週間が過ぎた頃、なかなか抜けなかった髪がとうとう 抜けていきました・・・

To be continued…